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2005’07.31・Sun

暑いので(笑)

夜中に目が覚めたら、冷房が30度に設定されていました。
しかも強風。
だれだ~~~!ったく。
 
で、寝られないで起きてきました。
はあ。
 
リアル学生生活を営む娘1の生活からは
美味しい要素がいっぱい。
最近毎日学校へ顔出してるので、なんか刺激を貰ってます。
まだまだ恋愛ざたなんてありませんが、
部活に必死で取組む姿はなかなか素敵です。
そんな真面目な娘見て萌え話書いちゃうんですから、
見つかったらぶん殴られそうですね。
 
でも、ここ知ってるんだけどね(笑)<娘1。
 
とにかくコンクールまであと3日。
頑張れ。
 
 
<WEB拍手へのお礼>
☆7月30日 15時 むぎいちばん さん
いつもありがとうございます。
そしてあの(笑)麻生ドールへのご感想ありがとうです。
そりゃもう、一番救われないのはむぎちゃんでした。
どうしてドールが育ってたのかは、英二郎で書きたいと思ってますが、
書ききれるかな(笑)
次は瀬伊です。これも、ちょっと黒いです(笑)
 
他にも拍手ありがとうございます。
 
 
 




あたし達は間違いなく文科系クラブで、
運動系と違って室内でやってるわけだけど、
今日も帰るのはバレー部より遅かったし、
朝は野球部より早く来てる。

だけど、ほんの1時間、全体練習を冷房の効いた室内でする為に
「いいよね、ブラバンは」
って言われてしまう。

時には腹筋、背筋をして、走りこみもする。
コンクールも近い今は、
制服から体操服に着替えて、1日9時間吹き続ける。

なのに、水分補給を騙ってサボるあんたらに
「いいよね、陰でできて」
なんて言われたくない。

そんなこんなで朝からむかついてたのに、
もう一発嫌な事があった。
やってられない。

全体練習が終わって、パート練になったのをいいことに、
あたしは初めてサボりに出た。
ううん。サボるんじゃない。
気分転換しないとやってられないからだ。

ただひたすら歩き続けた。
校舎の中を。
行き止りに来ると、外へ出てどんどん歩いた。
そして行き当たったのはテニス部の金網だった。

金網の向こうでは、小さい黄色いボールをポンポン打ち合いしてる。
この暑いのにご苦労な事で。
楽しいのかな?
ううん。それだけじゃないよね。
好きなことをするのは楽しいだけじゃない。
それはあたし自身がよくしってるじゃん。

走り、飛び込み、転び・・・
小さいボールひとつ追っかけてみんな必死だ。

ぼんやり見てるうちに汗がたらたら流れてきた。

目に染みて痛い。

この汗は、目の前の走ってる連中の汗とは違う。
ただ暑くて流してる汗だ。
そう思ったら、
ここにこうしてる自分がまた嫌になった。

あたしの居る場所はここじゃないじゃん。

やだやだ。
結局あたしはあそこに戻るしかない。

大丈夫。
腐ったりしない。

苦笑いひとつ。

あたしはくるりと向きを変えてまたスタスタと
歩き出そうとして何かにぶつかった。


おや?

「何だ今頃。サボリか?」

眼鏡のしかめっ面はうちのクラスの秀才さんで、
このテニス部の部長さん。

テニスで全国制覇!に命掛けてる熱血男だ。
見かけはただの堅物に見えるのに、
人は見かけにはよらない。

共通点が全く無いので、普段話すことはほとんどないから
びっくりしてしまった。
だから言葉が荒くなる。

「サボりかどうかどうして分かるのよ」

「いや、この時間だと楽器別で練習してるんじゃないのか?」

なんであんたが知ってるのよ。
って思ったのが顔に出たんだろう。
普段にこりともしないそいつはふふ、と鼻で笑った。
なんかやだな。

「さっきまで曲が聞こえてたから。
練習に戻らなくていいのか」

「戻るわよ。今戻るところ。
でも、戻らなくても構わないのかもしれない」

勢いでふと口走った言葉を引っ込めたいと思ったときは遅かった。
口を押さえても言葉は取り消せない。

「一人でも欠けると曲のバランスが変わるんじゃないのか?」

あたしは答えない。

目の前の熱血眼鏡は答えを待ってる。


「いいのよ」
あたしは吐き捨てた。
「どうせ、カットされたんだもん」

「カット?」

「ソロ。無い方がマシって。36章節も」

自虐的に答えたのに、耳に聞こえたのは
なんだか哀れっぽい声。
ああ、やだやだ。
同情される前にとっとと退散しよう。
そう思ったのに帰ってきたのは思いがけない答え。

「でも出ないわけじゃないんだろう?コンクール」

「そりゃそうだけど」

「じゃあ戻らないとな」

それだけ言うと、熱血眼鏡、もとい手塚国光は
あたしの横を肩透かしするようにすっと通り過ぎた。


ひらりと淡い風が起こって、過ぎていく。


「コンクールの日、テニス部は休みだから」

聞こえた小さな声をポケットにしまって、
あたしは音楽室へ駆けた。


そして、あたしは失った36章節を取り戻す。
そう決めた。


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