サングラス
--’--.--・--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

- - TOP
Categorieスポンサー広告

2006’05.14・Sun

どうしようかな(笑)

うん。5話続いたらタイトルつけることにします。


続きv




幻獣とはすなわち、環境汚染、
オゾン層の薄変化に伴い増加した紫外線
電磁波、そして核融合に伴い発生した放射能など
簡単にひと言で言うなら人類には害だといえるものが複合され
既存の生物の形態に影響を与えたために発生した突然変異だと
あかねは今までいた学校で聞かされていた。


ただ情報が操作されているせいか、それ以上は教えてはもらえない。
もともとそれほど詳しいことが巷で語られていたわけではないから、
それほど気にはならなかった。

それより圧倒的な敵の存在の方が身に迫る。
ただ恐ろしい敵だという思いが頭の中では勝っている。


相手は動物のような、人間の変形のような異形の生物で
そして知能を持っている。
体はとてつもなく大きい。


どういう統制が取れているのか分からないのだが
集団で現れては陣形を組み、集中的に攻撃してくる。
そして動物の戦いにあるように傷つき倒れるまでという戦いではあなく
幻獣たちが高度な知能を持っているとわかるのは
自分たちが劣勢にあると『引く』こと、つまり撤退していくことでわかる。


幻獣たちの中にリーダー、つまり統率者がいるのか。
或いは誰か、人類の中にも今やこれほど増殖した幻獣と
共存共栄をはかるべきだという幻獣共生派なる人物がいるという。
その人物に思想が近い誰かが組織的に率いているのかもしれない。


それは友雅に教わった。
やはり軍は一般人よりは多少は情報が解除されているのだなと
みょうなところにあかねは感心した。








友雅に連れられて来たところは
軍の敷地の一角にある戦車学校だった。


その戦車学校は驚くことに女子高だった。
日本の自衛軍に直属の下部組織としての学校が多種あるのは
なんとなく知っていたものの、女子のみの学校があるとは知らなかった。

自分はそこに行くのだろうか?


と思っていたら、友雅はそこをすっと通り過ぎ
その学校の裏手からバックヤードへ出て
あきらかににわか作りのプレハブだとわかる建物に
あかね達を案内した。


そこには誰かの、乱暴な字を頑張って丁寧に書いたとわかる
元気な文字で『0084部隊』トタンにペンキで殴り書きした
看板がぶら下がっていた。


驚き見上げるあかね達に
友雅は優雅な仕草で礼をすると言った。



「ようこそ、我らが0084部隊へ」




どういうことなのだろう。
いきなり部隊配属?


「本当はね、君たちみたいなずぶの素人の民間人は
どこかでじっくり訓練してから戦地へというのが普段なら理想なのだけれど、今やめぼしい兵隊さんがみんな死んじゃってね。
とりあえず戦える人を促成しなければいけないのだよ。
だから、勉強しながら実戦に備えるというわけだ。いいかい?」

「いいかいと言われても、普通はいいっていわないぜ、それ」


いきり立って文句を言う天真に友雅の視線が鋭くなった。


「君は森村天真だね」

「ああ」

「君にはパイロットとしてすでに十翼長の階級が与えられている。
 すごいね。普通は無位無官からのスタートだというのに。
 それがどういうことだかわかるかい?」

言われて全くわからない天真が言葉に詰まると、
友雅は冷たく笑った。

「即実戦に出て行って死んでも仕方ないということだ。
 それに」

「それに?」
と応えたのは詩紋。
詩紋には少し友雅は視線を和らげた。

「君は流山詩紋だね。
 君も同じ階級が与えられている。わかるね、君もパイロットだ」

「そ、そうなんですか」

ああ、というと友雅はあかねに明らかに和らいだ視線を向けた。


「君は私の傍に、といいたいところだけれど
 残念ながら君もパイロットだ。元宮十翼長」


言われてあかねは目が点になった。
自分がパイロット?パイロット・・・


「そうなんだよ。まずは死なない技術と知識を身に付けないとね。
 だから、それこそ死に物狂いでがんばってくれ」

言われて三人は押し黙った。

「あ、そうそう」

ん?と顔を上げる三人に友雅はいやみなほどの朗らかさで告げた。


「ちなみに私の階級は百翼長だ。
 つまり君たちよりも上官というわけだ。
 兵力が足りないから授業の合間にどんぱちやっている。
 言葉遣いに対してはそれほどうるさく言うつもりはないがね
 ただ、目上の人に対する態度はきちんととって欲しいものだね」


言われて天真が恐縮したのは言うまでもない。



スポンサーサイト

トラックバック(0) コメント(0) TOP
Categorieharuka3

Next |  Back

comments

Post your Comment











 管理者にだけ表示を許可

trackback

この記事のトラックバックURL


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。