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2014’09.18・Thu

野田版 研辰の討たれ

歌舞伎ファンの方にはようやく観たの?と、
野田ファンの方にはやだ、まだ観てなかったの?と言われそうな
『野田版 研辰の討たれ』をようやくDVDで観ました。

いや~、このごろ歌舞伎をちょくちょくと一番安い3階の上~の方で見てるんですが、
最初は分からんかった口調が、慣れるとまあ、す~っと耳に入ってくるというか、
あれも慣れ、なんだなと。

一番最近観たのは『九月秀山祭』昼の部。その法界坊がすごかった。
歌舞伎とかって、なんだか古臭いもの、というイメージがかなりこびりついていたのですが、
・・・いや、ああいう芸能って時代とともに進化するんだなと思いました。
生臭で破天荒な坊さんの法界坊を吉右衛門。
普段の端正な容姿からは想像できないくらい、臭そうで不潔そうな坊さんに変身。
いや、吉右衛門と言えば、鬼平よ!鬼平犯科帳!めっちゃ見たのよ!<TV。
そのイメージと全然違う。
強くて正義漢で粋な鬼平が好きなのにっ!
やらしくて俗っぽくって、自分の欲のままに生きる生臭坊主。
成敗された挙句の逆恨みに化けて出るとか、どんな外道なんだと思われる役を
見事に魅せてもらいました。


あっと・・・今回の話は『研辰の討たれ』の話。
あらすじはアマゾンや歌舞伎美となんかでたぶん読めると思うのでざっとだけ。


舞台は近江のとある藩。
時代は赤穂浪士の討ち入りの直後。
研ぎ屋職人から武士になった森山辰次。
口先三寸、おべっかお追従ちくりでうまい具合に町人から武士になったものの、
話題の赤穂浪士の話がバカらしくてしょうがない。
仇討なんて本当は最後の方はしたくなかった、或は死にたくなかった人がいるんじゃないか。
我慢せず上司の上野介に切りかかった内匠頭が悪い。
なんて言い出して、武士のみなさんに総スカン。
とうとうご家老の平井市郎右にやり込められてしまう。
それを悔しがって、ちょんまげでも切ってやろう!と暗がりでからくりを仕掛け、
待ち伏せしていたところ、運悪くご家老はショックで亡くなってしまう。
そう、今度は自分が仇討される側になって家老の息子たちから追われることになってしまった。



という感じで書くとシリアスっぽいのですが、
そこは野田秀樹。彼らしいドタバタとかなりのセリフ量で緻密な喜劇に仕上がっています。
あのアドリブっぽいのは野田だから全部脚本よね?(アドリブは計算すると思うので)

そして何より勘三郎の大熱演がすごい。
DVDは今から9年くらい前の舞台なのですが、
家老は三津五郎、息子たちに染五郎・勘九郎。
道場にいる武士や市井の若者には獅童や七之助。
仇討する男に魅力を感じてすりよる姫たちに福助・扇雀。
岡っ引きや最後のとりなしをする僧都に橋之助。
まあ、豪華なメンバーですごいです。
面白くて当たり前よね。

野田の本なので、セリフもわかりやすいけれど煙に巻く感じは健在。
そして、役者の一人一人の力がすごい。すごいのよ。
まさか福助があそこまではっちゃけるなんてね。
(早くのご復活を祈っています<療養中)
ご家老の三津五郎もすごいしね。いや~。

友達も
「もっと健在なうちに勘三郎を見ておけばよかった」
と言っていたのもわかります。

自分的には今は勘九郎にかなり注目してみています。
いや、いいですよ、勘九郎。

WOWOWで先日コクーン歌舞伎の『天日坊』を見たのですが、
途中からなのに見入ってしまいましたもの。

ちょっと宝塚は半分にして、しばらくは歌舞伎に注目ですw

来月の大歌舞伎、チケットを昼夜抑えて正座待機中ですww


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